今回は 病院の診療情報管理士さんにお話を伺いました。
・所属部署とお名前をお願いします。大学病院の診療録管理室に勤務している坂田です。
・診療録と言いますと「カルテ」のことですね!カルテの管理をしているのですか?そうですね、カルテの貸し出しや管理もしています。ですが、当院では3年前から電子カルテが稼動していますので、本のようなカルテの管理はだんだんと少なくなっています。
・その他の仕事は何をされているのですか?カルテの貸し出しだけではなく、カルテの内容のチェックも行っています。カルテには、患者さまの症状・診療行為が細かく入力されています。これが間違っていないか?記入漏れが無いか?を細かくチェックする仕事をしています。
例えば、入院中の診療内容をまとめた「退院サマリー」や手術の記録など、その内容に踏み込んでチェックします。もちろん、不適切な記述があれば、医師や看護師さんに連絡して内容を確認し、時には修正していただいています。
・なるほど、細かい仕事になるのですね。医療に詳しくないとできない仕事のようですね。そのとおりです。私の場合には、診療情報管理士の資格を本学の医療情報技術科3年の時に取得しました。
・資格を仕事にフルに生かしている訳ですね。やりがいのようなことはありますか?医療情報を様々な形で統計処理し、医師に還元することもしています。こうして集めたデータを次の医療に役立ててもらっていると感じることはやりがいがありますね。
・診療情報管理士を目指す高校生、もしくは在学生に何か一言お願いします。今の仕事をやって感じるのは、学生時代の講義は「本当に大事だったんだな」という事です。先生方の講義の内容を「もっと聞いておけばよかった」と思うこともあります。ですから、学生さん達には講義の1つ1つをしっかりと勉強してもらいたいですね。
・今後も診療情報管理士の役割は重要になりそうですね。ありがとうございました。追記:藤田保健衛生大学短期大学は2007年に入学を締め切りましたが、医療科学部医療経営情報学科では短大の講師陣を引き継ぎ、診療情報管理士の育成を行います。