今回は、短大医療情報技術科 荻津先生にお話を伺いました。
・「臨床検査技師」という資格について教えてください。医療関係者の内訳は、看護師が一番多くその次に医師が続きます。3番目に多いのが臨床検査技師です。病気の診断や治療に無くてはならない職種です。
検査技師の仕事としては「検体検査」と「生理学的検査」の2つに分かれます。
「検体検査」とは、血液や尿・便などの検体を分析し現在の体の状態を調べる検査です。
「生理学的検査」とは、心臓の動きを調べる心電図検査、脳の状況を調べる脳波検査などがあります。
・なるほど、病院には欠かせない職種なんですね。臨床検査技師になるための条件を教えてください。臨床検査技師の養成課程を持った大学、短期大学、専門学校において決められた講義・実習を修め国家試験受験資格を得ます。その上で、臨床検査技師の国家試験を受験し合格する必要があります。
・臨床検査技師が活躍するエピソードは何かありますか?エピソードというほどのことではありませんが、食中毒の時期は臨床検査技師の活躍がよく感じられます。
・というのはどういうことですか?食中毒は症状だけでなく、実際に食中毒を起こす細菌(もしくは毒素)を見つけ出す必要があります。臨床検査技師の仕事の中に微生物検査/細菌検査というものがあり、ここではその食中毒の原因となるものを見つけ出すことになるのです。黄色ブドウ球菌、カンピロバクターなど様々な細菌があります。これらも臨床検査学科で詳しく勉強することになります。
「健康診断」も臨床検査技師の仕事です。
皆さんは学校で心電図の検査をしたことがあると思いますが、心臓の働きに異常がないか、心臓の病気が潜んでいないかを探し出すのも臨床検査技師の仕事です。
中年以上になると健康診断が義務づけられていますが、将来心臓や脳の働きが悪くなって病気にならないか、肝臓の病気や糖尿病が潜んでいないか探し出すのも臨床検査技師の仕事です。
その他、毎日の検査の中で、新しい検査を作ったり、普通と違う測定値から新しい病気を発見するのも臨床検査技師の仕事です。そういう中から研究の道に進む臨床検査技師もたくさんいますよ。
病気の状態を数値で説明できるので患者さんに病気の状態が良く理解できたと感謝されますね
「患者さんからいい結果を出してね」と期待されるのでやりがいがありますよ。良くなった結果を患者さんに知らせると喜んでもらえてやっててよかったと思いますね。多くの患者さんから期待されている仕事だと思います。新しい医学の知識がどんどんと飛び込んできて自然に知識が増えていきます
・臨床検査技師は食生活にも関係しているのですね。学校の雰囲気はどのような感じでしょう?学生のうちから臨床検査室での実習があって学生生活も充実しています
学生生活も勉強だけでなく、クラブ活動で多くの大会に出場して 全国大会も何回か出場しました。
大学の先生の多くは臨床検査室の経験を持った先生が多く 臨床検査の面白さを教えてもらいました。先生方は気さくな方が多く 訪ねて行くと歓迎されました。
学生主体の計画、企画のイベントがたくさんあり 楽しい学生生活が送れますね。
・ありがとうございました。